第2週「ふたつの花びら」(12)

ふたつの花びら 第12回

「あさが来た」が始まってからまだハズレ回がなくて、毎回よいシーンがいくつかあるのですが、特によいシーンが多くで中身が濃い回があります。今週でいえば、水曜日の回がそうでしたし、今日もそんな濃い〜〜回でした。週の最後の土曜日だからでしょうか?

・やっぱり果し状
・遊び人新次郎
・お兄様の分も生きてください
・はつの嫁入り
・白ヘビはんのデレ?
・「やらかい心」と「さっさといけ」
・花婿は紅葉狩り


ネットでも果し状みたいと言われていたあさの書いた文ですが、新次郎も「最初は果し状やないか」と思ったと聞いて大笑いしました。やっぱりねぇ。(笑)
小道具さんも果し状っぽくみえるように作った(宛名を書いた)んでしょうか?見ている私たちが「果し状みたい」と思ったのは正解だったわけです。

そしてさりげない会話の中で「おなごはんから文はいろいろもうたけど、あないなんは初めてや」と新次郎の色男ぶりが伺えます。
「あんな文、出さへんかったらよかった」とぶうたれるあさに、すこし顔を近づけてやさしく一言。
「うれしかったで。」


コレですよ、コレ!余計なことをベラベラしゃべる必要はないんです。この一言が一番効くんだす。また言い方もニクい。(笑)

「こんなの玉木宏だからだろ」と思う人もいるでしょうが、そんなことはありません。ごく一般的な男性が使ってもかなり有効なテクです。ただし玉木さんが言えば最強ですけどね。(*´∀`*)

いや〜新次郎は相当に手慣れた遊び人ですね。あさは気付いてないかもしれませんが。


そしてあさからの頼まれごともしっかりこなす新次郎は、惣兵衛の様子についても報告します。かぁ〜!どこにこんなに頼れるあほぼんがいますか。(笑)


そんな新次郎ですが、大好きなお兄さんの話からちょっとだけ彼の影の部分が見えました。わざとネガティブな話をして女性の気を引く男性もいますが、新次郎の場合は好きだった兄がなくなったショックで、つい本音が出てしまったのでしょう。
でも結果として、あさは新次郎にますます惚れてしまうわけですが。(*^o^*)


優秀な兄ではなく自分が死んだら良かったとこぼす新次郎に、あさは「お兄様の分もちゃ〜んと生きてください。」とまっすぐな瞳で励まします。
いつもはニコニコ笑てる新次郎が、この時は笑顔ではなく真顔であさの話を聞いています。
真面目な表情で「おおきに」と言った後、あさを安心させるかのように少し微笑みます。こういうお芝居、地味ですが実はかなり好きです。(*´ω`*)


翌日の3月末日、はつが嫁入りするために船で大坂へ旅立ちます。泣きながらおいかけるあさと、それを断ち切るかのように前を向くはつ。二人の姉妹の別れであり、二人の少女時代の終わりでもありました。

宮﨑あおいちゃんがの涙を見せない演技と、波瑠ちゃんの号泣する演技が、二人の性格や生き方を表しているようでした。

このシーンは時代物のドラマや映画のロケーションとして有名な滋賀県八幡堀で行われました。江戸時代の香りを残す風情ある場所での嫁入りへと旅立つシーンは、情緒ある映像でよかったです。今では見られなくなったこうした風習を見られるのも、時代劇のよさですね。


大阪に着いたはつは白無垢姿で山王寺屋に嫁ぎます。白無垢姿のはつを鏡越しに見つめる惣兵衛は「おなご嫌い」には見えませんね。(笑) はつの美しさに見惚れているように見えます。
そういえば新次郎も、「惣兵衛も昔はおもしろうて、ええ奴やった」と言っていました。清らかな心のはつは、惣兵衛の心にささった氷の欠片を溶かすことができるのか?と期待させる感じでしたね。



はつの嫁入りの半年後、あさもお嫁入りすることになりました。あのおてんば娘が白無垢の打掛に綿帽子かぶっています。お父はんもびっくりです。(笑)

怒鳴ってばかりだったお父はんも今日ばかりは感慨深いようです。お母はんは姉・はつとお揃いのお守り袋を渡し、「やらかい心を忘れんと」とおてんばなあさにもおなごのよさを伝えます。これが第一回の冒頭の演説につながります。

「こういうのは苦手や」と戸惑うお父はんもよかったですね。父の教えを「わかっております」という娘に「ほんならええ。さっさと行け!」と言うお父はん。もう泣かせにきすぎ!升毅さんのお父さんが、めっちゃええ頑固オヤジで、見ているほうももらい泣きしていましますいました。


公式サイトの「あさノート」でも今回のお嫁入りシーンについてのインタビューなどが掲載されているので、これを読むとそれぞれの登場人物の気持ちもさらに理解できるかもしれません。


大坂についたあさたちを加野屋の白岡家の人たちは出迎えますが、肝心の花婿(新次郎)がいないという…。三味線のお師匠はんたちと紅葉狩りへ出かけてしまったという信じられないことが。
あさちゃんじゃなくても「びっくりぽん!」です。まったく新次郎さんは!(笑)

つづく。

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